奥飛騨温泉郷にある「平湯民俗館」に併設された共同浴場、「平湯の湯」に初めて立ち寄ってきましたので、その魅力をたっぷりとお届けします!
車は平湯神社の横にとめる事ができます。
くるまを止めて少し歩くと平湯温泉に到着します。
利用料金は「性善説」にのっとった300円
こちらの利用料金は、受付係員が常駐しているわけではなく、入り口にある寸志箱に1人300円を自分で入れる仕組みになっています。
訪れる人の良心に委ねられた、どこか温かみを感じる運営方法です。

泉質と感動の湯ざわり(鉄分豊富な茶褐色のお湯)
温泉の泉質は単純温泉。
こんこんと流れる温泉の心地よい音を聞きながら浸かる時間は、夏山のすがすがしい空気感とも相まって最高のひとときでした。
特筆すべきはそのお湯の特徴で、鉄分を豊富に含んでいるため、空気に触れることで酸化し、湯船の中が美しい茶褐色(黄金色)に変化します。
鉄分が多い温泉は高い温浴効果があり、皮膚病などにも効能があると言われています。
さらに、お湯の温度はしっかりと熱め!キリッとした熱めの湯が体に染み渡ります。
館内の設備とちょっぴりユニークな注意点(★超重要:トイレ事情)
昔ながらの味わい深い共同浴場ならではの、知っておきたいポイントはこちら。
○洗い場なし: 室内にはシャワーやカランはありません。桶でお湯をすくって体の汚れをお湯でながして、そのまま湯船に入る昔ながらのスタイルです。
○脱衣所・ロッカー: 脱衣所は5~6人は一度に着替えることができ、100円式のコインロッカーが10個ほど設置されています。
○【超重要】トイレはありません!!: 露天風呂の敷地内にはトイレがありませんので、入浴前には必ず事前に済ませておくのが鉄則です!
☆構造上の注意点:
○女性側は入り口から曲がった先に建物があるため外から見えません。
○一方、男性側は着替えているところがのれん越しに少し丸見えになってしまう構造なので、利用の際はちょっとドキドキするかもしれません。

私流!「平湯の湯」の気持ちいい入り方と満喫ルーティン
まずは黄金色のお湯を桶にすくい、体にかけると、お湯の熱さが夏の汗をすっきりと流してくれます。
体がさっぱりとしたら湯船に入りますが、お湯が黄金色で中が見えにくいため、段差に注意しながら慎重に湯船へ。
屋根があるので日陰になる位置を陣取り、肩までゆったりと温泉に浸かります。熱めのお湯が本当に気持ち良いです!
体があたたまってきたら、いったんお湯から上がり、石の上に腰掛けてしばし外気浴。
「温泉に入り、外気浴をする」というサイクルを3回ほど繰り返したら、私の体は大満足でした!
滞在時間は15分ほどでしたが、大満足の濃密な時間となりました。

AIで作成したイメージ画像です
古い施設が苦手な私が「また来たい」と思った理由
実は私、基本的に古い施設はあまり好きではなく、公共施設のお風呂もほとんど入ったことがないため、けっこう好き嫌いが激しい方です。
そんな私が、「この『平湯の湯』の脱衣所のきれいさ、温泉のお湯の良さ、山の中の露天風呂の開放感、そして鳥のさえずりを聞きながら入る癒やし効果だったら、またドライブで来てこの温泉に入りたいなあ……」と心から思いました。
公共のお風呂があまり得意ではない女子でも、この平湯の湯はとても入りやすい雰囲気だと思います。
ちなみに、奥飛騨温泉郷の温泉に通い詰めている主人いわく、ここは「初心者向けの露天風呂」とのことです!
四季折々の表情と冬の試練?
夏に訪れた際は、脱衣所で服を脱いで湯船に向かうまでの数歩さえワクワク感に包まれましたが、飛騨高山コンベンション協会が紹介している冬の「平湯の湯」の雪景色もまた非常に趣があって素晴らしい雰囲気です。
ただ……「脱衣所で服を脱いで、極寒の中で震えながらお湯に飛び込むまでの寒さを我慢できるか」と言われると、冬の挑戦にはかなりの気合と覚悟が必要になりそうですね!
■ 施設データ
施設名: 平湯民俗館 平湯の湯
料金: 300円(寸志箱へ投入)
泉質: 単純温泉(鉄分豊富・酸化により茶褐色)
設備: 露天風呂、洗い場なし(桶スタイル)、100円コインロッカー約10個あり
住所: 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯29番地















